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備えましょう!春の花粉!!

[2026.02.08]

こんにちは、アクアキッズクリニックです。少し前から、なんだか目が痒い気がする、鼻水やくしゃみがでている、、、なんて症状にお困りではないでしょうか。

日本気象協会によると、昨年の猛暑の影響もあり、春の花粉の飛散量は例年に比べて多くなる可能性について示唆されています(東日本)。

東京付近では2月中旬から飛散開始の予定となっていますが、花粉対策は症状が辛くなる前に始めると、しっかりコントロールすることができると言われています。今日はそんな花粉症の代表的な症状であるアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎についてお話ししていきます。

1.症状

①アレルギー性鼻炎の症状

 

アレルギー性鼻炎の3つの症状として、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりがあります。

花粉の飛散時期や、アレルギーをお持ちの方はそのアレルゲンに曝露した時に症状が出現します。

症状の程度により重症度が分類されますが、お子さんのアレルギー性鼻炎では、大人のような典型的な症状が現れにくく、鼻炎特有の症状があることが知られています。顔をしかめる鼻をこするアレルギー性のクマなどが代表的で、鼻をこするため、皮膚炎を起こしたり、鼻血が出たりすることもあります。

お子さんの症状が風邪によるものなのか、アレルギーによるものなのか判別が難しい時は医師と相談の上、アレルギーの薬を飲んでみて効果があるのかを確認したり、アレルギー採血を実施したりすることもありますのでご相談ください。

 

①アレルギー性結膜炎の症状

 

結膜炎症状で、症状の出現がある季節に限定されるものを季節性アレルギー性結膜炎といいます。日本では、花粉によるアレルギー性結膜炎が代表的です。症状の出現が一年を通して見られるものは、通年性アレルギー性結膜炎とされ、ハウスダスト、ダニ、ネコなどが原因となります。

アレルギー性結膜炎の自覚症状としては、目のかゆみ、充血(目が赤い)、めやにが出る、異物感(ゴロゴロする感じ、物が入っている感じ)、涙が出るなどが挙げられます。

 

2.治療

①アレルギー反応そのものを抑える治療

 

アレルギー症状に対する治療は、薬物療法やアレルゲン免疫療法、手術などがあります。当院では、薬物療法として、アレルギー症状を抑える内服薬を処方することが可能です。1剤で効果が実感できない場合は、医師と相談して、複数の薬剤を併用することもあります。

 

また、アレルゲン免疫療法として、舌下免疫療法の実施も可能です。アレルゲンを含んだお薬を舌の下に置いて毎日内服することで、身体をアレルゲンに慣れさせ、アレルギーそのものの治癒を期待できる治療法です。

一般的には3年〜5年ほど、毎日継続して内服すると、症状の緩和や完治が期待できます。現在日本では、スギ花粉とダニに対する舌下免疫療法の実施が可能です。当院で舌下免疫療法の対象となるお子さんは、以下です。

 

【舌下免疫療法対象の方】

①5歳以上であること

②アレルギー採血(肘の静脈からの採血)でスギ花粉やダニが陽性であること

(採血の実施から2年以内)

③舌の下にお薬を置いて、1分間飲み込まずに溶けるのを待ち、飲み込める方

 

①〜③に当てはまる方は、舌下免疫療法の開始が可能ですのでご興味のある方はスタッフまでお声掛けください。ただし、スギ花粉の舌下免疫療法については、花粉が飛んでいる時期(12月〜5月)には症状が強く出る可能性があるため、開始ができませんのでご了承ください。

 

②つらい局所的な症状を和らげる治療

アレルギーを抑える内服薬を内服していても、症状が抑えきれず、鼻詰まりや目のかゆみ・赤みなどの局所的な症状が残る場合は、症状を和らげるお薬を使用することもできます。

鼻詰まりに対しては、鼻に直接噴霧するタイプのお薬があります。

また、目のかゆみ・赤みの治療薬として、アレルギー症状を抑える目薬や目の周囲に塗る新しい塗り薬等(年齢制限があるため医師と要相談)があります。

小さいお子さんでは、鼻の中にシュッと水がスプレーされるような慣れない感覚や、目の中に目薬が入ってくる恐怖感から、局所的な治療が難しいことも多いです。事前になんのためのお薬なのか、するとどんな効果があるのかなど、わかりやすい言葉で説明する必要があります。

 

特に目薬に関しては、目のすぐ近くに点眼瓶がくるため、安全に実施することが難しいこともあります。嫌がらないお子さんの場合は膝枕で安心してもらいながら点眼する方法がありますし、嫌がって暴れるお子さんの場合はプロレスのように、座った保護者の方の足の間に寝かせ両手を足で抑えて手がでないように点眼する方法などがあります。いずれの場合も点眼瓶で眼球を傷つけないように気をつける必要があります。どうしても嫌がるお子さんの場合は、手がでてくると危ないので、大人がふたりいる場合は、手がでないように声掛けをしながら手をつなぐ、使用自体を検討する等、お子さんに合わせた対応が必要なこともあります。

 

3.まとめ

今回は、2月に入って花粉が飛び始めたこともあり、アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎の症状、治療法についてお話しました。

冒頭でもお話した通り2月はすでに花粉が飛び始めているので、アレルギー症状を感じ始めた場合は、症状が辛くなる前に早めに内服薬の開始をご検討ください。アレルギー症状が軽いうちに内服を始めると、しっかり症状を抑えられることがわかっています。

当院にはアレルギー専門医やアレルギー疾患療法指導士(看護師)も在籍しておりますので、お子さんがアレルギーかな?と思った際は、お気軽にご相談くださいね。早めに、上手にお薬を使って、辛い花粉の時期を少しでも快適に過ごせるようにしていきましょう。

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