夏がきた!用心したい「3つの事故」
こんにちは、アクアキッズクリニックです☀️
ここ最近、毎日猛暑日とニュースで報道されており、夏本番を迎えましたね。
夏休みに入るこの時期、暑い日は涼しさを求めてプールや川、海に行かれる方がたくさんいらっしゃると思います。
夏休み期間中は、ご家族で楽しむために行った水遊びの場所で、予期せぬ事故が発生することが多くなってきます。また、この時期は溺水の事故だけでなく、自家用車の中での熱中症、開け放たれた窓からの転落事故など、多くの事故が発生しやすい傾向にあります。夏を思いきり楽しむために、用心したい事故やポイントについて今回のブログではお話ししていきたいと思います。
1.溺水の事故
夏休みに川遊びや海で遊ぶ計画を立てているご家族には溺水の事故と注意すべきポイントについて事前に知ってから遊びに行っていただくことをおすすめします。
①溺水や溺死はこどもの死因でも上位
厚生労働省の「人口動態調査」(令和元年〜令和5年)を基にこども家庭庁で作成されたグラフによると、
「不慮の溺死及び溺水」で亡くなる方の割合は14歳以下のこどもでは上位を占めており、10〜14歳では最も多く、5〜9歳では交通事故に次いで多い結果になっています。
②亡くなる場所は浴槽や川・海などが大半
0歳〜3歳までのお子さんは、溺水や溺死の死因の詳細では浴槽が最も多く、動きが活発になってくる5歳以上のお子さんでは、川や海などの自然水域が最も多いことがわかっています。(厚生労働省「人口動態調査」より引用)
③溺れる時は”静かに”溺れます
日本小児科学会の調査によると、こどもが溺れる事故を経験した保護者の8割以上が「悲鳴や助けを求める声が聞こえなかった」と答えていることがわかっています。
溺れるときに、お子さんは声を出さず静かに沈みます。
たった3cm以上の深さがあれば乳幼児は溺れる可能性があります。
これらのことから、夏場に海や川に行く機会がある方は特に水の事故に注意する必要があるといえます。
どの年齢のお子さんにもリスクがあるため注意が必要ですが、5歳以上である程度自分のことが自分でできる年齢のお子さんは、特に自然水域での事故が最も多いため、以下の5つを親子で確認し、お子さんと一緒に目一杯夏を楽しんでくださいね。
2.車内での熱中症
夏場の時期に毎年悲しいニュースになるのが、車に置き去りにされたお子さんの熱中症による死亡事故です。
特に夏場の車内は急激に高温になるため、こどもが車内に取り残されていた場合はとても危険です。
日本自動車連盟の実験によると、エアコン停止後わずか15分で暑さ指数が「危険」レベルに達したといわれています。乳幼児は大人と比べて体温調節機能が未熟であり、高温下では容易に体温が上昇し、熱中症により亡くなる可能性があります。
寝ているから、という理由でこどもを車内に置き去りにするのは絶対にやめてください。
①熱中症の症状と予防
熱中症の症状には以下のものがあります。
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めまいや立ちくらみ、顔のほてり 筋肉痛や筋肉のけいれん 体のだるさや吐き気 汗が異常に出る、または全く汗が出ない 体温がいつもよりも高い 呼びかけに反応しない、まっすぐに歩けない |
これらの熱中症の症状を予防するには、こまめな水分補給・塩分補給が必要です。
また、外で活動する時は直射日光を避けるため日傘や帽子を活用し、こまめに涼しい場所で休憩をとりましょう。
日頃から、ある程度体を動かす習慣や食事や睡眠をしっかりとることも予防行動に繋がります。
②熱中症になってしまったときの対応
熱中症に気をつけていても、最近の猛暑では予防策が追いつかず熱中症になってしまう可能性があります。
もし熱中症の症状がでてしまったら、慌てずに医療機関に相談しましょう。
3.転落の事故
夏場は暑くなり、窓を開けて過ごすことも多くなりますね。窓をあけるとベランダに行く機会も増え、転落事故が増えるといわれています。
厚生労働省の「人口動態調査」や消費者庁が分析したデータは以下です。
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・こどもの「転倒・転落」では、建物または建造物からの転落が最も多い ・2階からの転落でも入院が必要な中等症と診断されている事例が多い ・窓が開いた部屋でこどもだけで遊んでいて発生することが多い |
どの年齢のお子さんも転落事故に注意は必要ですが、自分で自由に動き回れるけれども危険を察知するのが難しい年齢で特に注意が必要です。
注意ポイントについてまとめましたので参考になさってください。
まとめ
今回は、夏本番、楽しい夏休みに注意したいこどもの事故についてお話ししていきました。毎日暑い日が続きますが、お子さんももちろん、一緒にいる大人の方もしっかり対策を行なって、親子で楽しい夏を過ごしてくださいね。
参考文献
・こどもの不慮の事故の発生傾向と 事故防止に向けた取組等
・消費者庁
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_037/
