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9月9日救急の日!子どもの応急処置を知っておこう

[2025.09.09]

9月9日は「救急の日」!子どもの応急処置を知っておこう [2025.09.09]

こんにちは、アクアキッズクリニックです。
みなさま「救急の日」をご存じでしょうか?

救急の日(9月9日)は「救(9)急(9)」の語呂合わせから制定され、
毎年この時期に「救急について正しく学び、意識を高める1週間」とされています。
急なケガや病気に備えて応急処置を知っておくことは、とても大切です。

今回は「救急の日」にちなんで、子どもの応急処置についてご紹介します。

病院へ行く?救急車を呼ぶ?迷ったとき

公園や自宅などで子どもが急にケガや病気になったとき、
「救急車を呼ぶべきか?」迷うことがあると思います。(救急車は #119

近年「緊急性のない救急要請」が問題になっています。
例)
・日焼けで皮膚がヒリヒリする
・膝をすりむいて血は止まっているが心配
・病院に行く交通手段がない
・どの病院へ行けばよいかわからない など

「本当に救急車を呼んでよいのか?」と迷ったら、まず #7119(救急安心センター)へお電話ください。

子どもの救急蘇生法

  1. 反応があるか確認(強く揺さぶったり叩いたりはしない)
  2. 応援を呼び、救急車とAEDを要請
  3. 気道確保(顎を上げて仰向けに。呼吸がなければ胸骨圧迫へ)
  4. 胸骨圧迫(30回圧迫+人工呼吸2回を繰り返す)
    ※人工呼吸は無理に行わなくても構いません

●1歳未満:乳頭を結ぶ線の少し下を、指2本で押す
●1歳~16歳未満:片手で胸の真ん中を圧迫(体格が大きければ両手)

AEDについて
未就学児用モードがある場合はそちらを使用。なければ大人用モードを使用してください。

詳しい解説はこちらをご参照ください。
日本医師会 救命蘇生法

鼻血が出たとき

子どもの鼻血の多くは「鼻をほじる・こする」などが原因です。
ほとんどは鼻の入り口付近からの出血で、小鼻をつまむことで数分で止まります。

  1. 下を向かせて座らせる(血が喉に流れ込まないように)
  2. 小鼻の柔らかい部分をつまみ、10〜15分押さえる
  3. 止まったらしばらく安静に
こんな時は受診を

転んでケガをしたとき

子どもは頭が重く転びやすいため、すり傷や切り傷は日常的です。
小さな傷なら洗浄と止血で十分ですが、雑菌による感染や出血がひどい場合は受診が必要です。

  1. ぬるま湯で洗う(軽い傷の場合のみ)
  2. 止血:清潔なガーゼやタオルでしっかり圧迫
こんな時は受診を

まとめ

今回は「救急の日」にちなんで、子どもの応急処置についてご紹介しました。
救急車の呼び方やケガへの対応などを、お子さんと一緒に学ぶ良い機会です。
ぜひご家庭で話題にしてみてください。

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