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5種混合ワクチンが始まります。

[2024.04.10]

2024年4月から百日咳や破傷風、ジフテリア、ポリオを予防する4種混合ワクチンに
HIbワクチンが追加され、5種混合ワクチンの接種が承認されました。

アクアキッズクリニックでも
4月から【5種混合ワクチン】を導入致します。

 

今まで4種混合ワクチンとHibワクチンで計8回もの定期接種が必要でしたが、

5種混合ワクチンの場合は半分の計4回の接種となり、子どもたちへの負担軽減が期待されています。

 

予防できる病気

百日咳

名前の通り咳が長く続く呼吸器感染症です。

ワクチン未接種の小児は症状が悪化しやすく、肺炎や脳症を合併するリスクがあります。

 

②破傷風

破傷風は土の中にいる菌で、主に傷口から侵入してきます。
感染すると筋肉が痙攣をおこし呼吸ができなくなるなどの症状をひきおこすことがあります。

 

③ジフテリア

日本での発生は現在確認されていませんが、世界で発生している地域は確認されています。

ジフテリアに感染すると喉が腫れて呼吸ができなくなったり、心臓や神経の病気を合併することがあります。

 

④ポリオ

日本での発生は確認されていませんが、世界で発生している地域は確認されています。

かぜに似た症状を引き起こします。
さらに弛緩性麻痺(だらんとした麻痺)が現れ一生麻痺が残ってしまったり、呼吸ができなくなってしまったりなどの合併症を引き起こします。

 

⑤Hib(ヘモフィススインインフルエンザ菌b型)

肺炎、髄膜炎、敗血症等の重篤な病気を引き起こすことがあります。
髄膜炎の場合は難聴や四肢麻痺などの後遺症を残してしまうこともあります。

ワクチンで予防できる病気

「知っておきたいわくちん情報」|日本小児科学会

 

5種混合ワクチンの接種時期や回数は?

今までの4種混合ワクチン+Hibワクチンの接種時期と変更はありません。

☆生後2か月から90か月までの間に、4回の接種を行います

①回目:生後2か月

②回目:生後3か月

③回目:生後4か月

【①ー②ー③:それぞれ4〜8週あけて接種】

④回目(追加):1歳〜1歳半の間

【③回目接種から6か月〜13か月】

 

ココ注意

5種混合ワクチンは交互接種が認められていません。

※「交互接種ができない」というのは、「1回目はHib+4種混合」「2回目は5種混合」という打ち方ができないということです。

ですので、5種混合を接種したら最後まで5種混合を接種することになります。
また逆も然りで、すでにHib+4種混合を打ち始めている人は、5種混合への変更はできないという事になります。

ですので原則、5種混合を接種できるのは2024年4月から初回接種される方が対象になります

 

まとめ

今回は5種混合ワクチン開始のお知らせをいたしましたが、ワクチンは怖い感染症から子どもを守る「最大の武器」です。
5種混合ワクチンに関わらず、接種時期がきたら速やかなワクチン接種をお願いします。
アクアキッズクリニックでお待ちしております!

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