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江戸川区:小児インフルエンザワクチンの助成開始!!!

[2024.09.05]

こんにちは、アクアキッズクリニックです。

今日は江戸川区で「小児インフルエンザワクチン任意予防接種費用の一部助成事業」が開始になることについてお知らせします。

大切なお子さんのインフルエンザウイルスによる重症化予防のため、ぜひご確認をお願いします。

小児インフルエンザワクチン任意予防接種費用一部助成 江戸川区ホームページ

 

【予防接種費用の一部助成事業について】

◆対象

江戸川区在住で令和6年10月1日時点で13歳未満の方

(平成23年10月2日から令和6年7月1日うまれの方)

 

◆接種ワクチン

インフルエンザワクチン

※「経鼻ワクチンは対象外」なのでご注意ください

 

◆実施期間

令和6年10月1日〜令和7年1月31日

 

◆助成金額と自己負担額

助成金額:1回あたり2000円(税込)の助成

 

◆接種までの流れ

1)区から対象者へ予診票等を発送する

2)接種希望者は、区内指定医療機関へ接種を予約する

3)予診票に必要事項を記入のうえ、区内の指定医療機関において接種

 

【インフルエンザワクチンについて】

①効果について

インフルエンザワクチンは、例年12月〜4月頃に流行する季節性のインフルエンザについて、

「発症させる可能性を低減する効果」

「発症した場合に重症化を予防する効果」

のあるワクチンです。

インフルエンザにかかる時は、インフルエンザウイルスが口や鼻あるいは眼の粘膜から体の中に入ってくることから始まります。
体の中に入ったウイルスは次に細胞に侵入して増殖します。
この状態を「感染」といいますが、現行のワクチンはこれを完全に抑える働きはありません。

ウイルスが増えると、数日の潜伏期間を経て、発熱やのどの痛み等のインフルエンザの症状が出現します。
この状態を「発病」といいます。
インフルエンザワクチンには、この「発病」を抑える効果が一定程度認められていますが、麻しんや風しんワクチンで認められているような高い発病予防効果を期待することはできません。
発病後、多くの方は1週間程度で回復しますが、中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や死亡される方もいます。
これをインフルエンザの「重症化」といいます。
特に小児や基礎疾患のある方、高齢の方では重症化する可能性が高いと考えられています。
インフルエンザワクチンの最も大きな効果は、「重症化」を予防することです。

 

②接種時期について

インフルエンザワクチンは、そのシーズンに流行することが予測されると判断されたウイルスを用いて製造されています。
このため、昨年インフルエンザワクチンの接種を受けた方であっても、今年のインフルエンザワクチンの接種をしたほうがよい、と考えられます。

また、インフルエンザワクチン接種後、2週間ほどで抗体ができ始め、1ヶ月ほどで抗体がしっかり完成します。
例年、インフルエンザは12月〜3月頃に流行し、1月末〜3月上旬にピークを迎えるため、流行に入る前の10月〜11月頃に接種することをおすすめします。

 

③接種方法について
生後6ヶ月以上3歳未満

0.25mlを皮下に2回接種(1回目と2回目は2〜4週あける)

3歳以上13歳未満

0.5mlを皮下に2回接種(1回目と2回目は2〜4週あける)

13歳以上

0.5mlを皮下に1回接種

 

④副反応について

インフルエンザワクチンの場合、比較的頻度が高い副反応としては、接種した部位の赤み、腫れ、痛みなどがあげられます。また、全身性の反応としては、発熱、頭痛、寒気、だるさなどが見られることがありますが重篤な副反応は非常に稀です。

 

インフルエンザワクチンは、大切なお子さんの健康を守るために有効なワクチンです。

毎年流行前にワクチン接種をして、インフルエンザに負けずに過ごしましょう!

 

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