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2024年版!ほんとに大切なインフルエンザワクチン!

[2024.09.01]

はじめに

こんにちは、アクアキッズクリニックです。
夏の名残で、まだまだ暑さが辛い毎日が続きますね。

去年に引き続き、今年の夏もヘルパンギーナ、手足口病などの夏風邪は大流行しましたね。
コロナウイルス感染症は流行が下火となったように思えますが、夏のはじめより徐々に感染者数が増えているので、引き続き注意して過ごしていきましょう。

様々なウイルスが流行している時期には、手洗い・うがいやマスクなどの感染対策も大切ですが、注意していても病気にかかってしまうことはあります。
そのため、重症化しないためにワクチンを接種することはとても重要なことです。

昨年も猛威を振るったインフルエンザウイルスに今年も負けないよう、しっかりと対策をして一緒に乗り切って行きましょう。

今年のインフルエンザワクチン接種について

アクアキッズクリニックでは10月1日からインフルエンザワクチンの接種が開始となります。

価格は、年齢に関係なく3300円/回(税込)です。

地方自治体によっては助成事業をおこなっているところが多いようなので、インフルエンザワクチンを接種する前にお住まいの自治体はどうなのか是非調べてみて下さい。

当院がある江戸川区では、今年からワクチンの接種金額の一部助成が始まりますので、次回のブログでご案内します。

当院の予約方法・予約開始日時については、9月9日にホームページにて公開予定です!

インフルエンザワクチンについて

インフルエンザワクチンで多く使われているのは「不活化ワクチン」です。

不活化ワクチンとは?

病原体となるウイルスや細菌の感染する能力を失わせた(不活化、殺菌)ものを原材料として作られその一部をワクチンとして接種します。

他の予防接種との同時接種について

また、同時接種の組み合わせに制限はありません。生ワクチン同士でも、不活化ワクチン同士でも、生ワクチンと不活化ワクチンの組み合わせでも、接種年齢になってさえいれば同時接種が可能となっています。定期接種と任意接種の区別も必要ないため、定期接種と一緒にインフルエンザワクチンを接種することは可能です。

 

 

では、次にインフルエンザとは何か?についてお話ししていきたいと思います。
一緒におさらいしていきましょう。

 

インフルエンザってこわいの?ただの風邪?

インフルエンザウイルス感染症は、インフルエンザウイルスへの感染が原因となって起こる感染性の病気です。
新型コロナウイルス感染症が流行する前は、毎年冬から春先にかけて流行していました。

症状は咳や鼻水といった風邪に似た症状が見られますが、倦怠感や筋肉痛、38℃以上の発熱が出るなど、全身に症状が現れることも多いです。
多くの方は、軽症で回復します。

重症の場合には、肺炎や脳炎になり、場合によっては命を落とす危険性のある疾患です。
小さなこどもたちに関しては、急激に悪化する急性脳症が増加することが明らかになっています。
毎年50-200人のインフルエンザ脳症が報告されていて、その約10-30%が死亡しています。

 

国立感染症研究所のホームページでも

「一般のかぜ症候群」とは分けて考えるべき「重くなりやすい疾患」である

と記載されています。

『予防することが大切』な疾患の一つです。

 

そもそもワクチンって必要なの?

ワクチンはインフルエンザを予防する上で、もっとも重要な対策の一つです。

陽性と判断されたインフルエンザに対して、2019/20シーズンのワクチン有効率は60-70%でした!
(3歳未満小児におけるインフルエンザワクチンの有効性:2018/19~2019/20シーズンのまとめ)

一方で、

「インフルエンザワクチンを打ったけど、インフルエンザにかかった!」
「インフルエンザワクチンを打たなかったけど、インフルエンザにかからなかった!」
という声を聞いたことがある方も多いと思います。

これは、期待した結果に反していたため、人に言いたくなるという、人間の心理からくるものです。

「インフルエンザワクチンを打ったから、インフルエンザにかからなかった」
「インフルエンザワクチンを打たなかったから、インフルエンザにかかった」
という言葉をあまり聞いたことがないのは、期待した結果を得ることができたためです。

周囲からの不確定な情報ではなく、正しい医療情報をもとに接種を行っていただければと思います。
当院では、従来の皮下注射によるインフルエンザワクチンと、
点鼻でシュッと投与できるインフルエンザワクチン(
経鼻インフルエンザ生ワクチン・フルミスト)を導入予定です。
詳細は後日、情報を公開予定なので、是非チェックしてみてくださいね。

ワクチンを打つ時期はいつがよいの?

日本は例年12-2月にかけて流行のピークを迎えるため、12月末までに接種を完了すると良いとされています。

13歳以上は1回接種で十分に免疫効果がつくと言われていますが、
13歳未満のお子様には
2〜4週間隔で2回目の接種を推奨しています。

2回接種することにより、ブースター効果を得られ1回接種に比べ2回接種の方がより強く免疫を獲得することができると言われています。

 

インフルエンザウイルスにすでに罹ってしまったが、ワクチン打った方がいいの?

厚生労働省には、「一般に、インフルエンザに自然感染した場合は免疫抗体を獲得し、  そのため、 病気 の進行(発症)を軽減することは可能と考えられる。
明らかにインフルエンザに罹患した者は、同シーズンにおいては、同株のワクチンを接種する必要性は乏しいと考えられる。」と記載されています。

例年であれば、10月あたりからワクチン接種を開始し12月からの流行期に備える流れであり、
流行期に罹患したとしても同期のインフルエンザと同じ種類の株である可能性が高いため、接種の必要性は低いと言われています。

インフルエンザウイルスは変化の早いウイルスであり、毎年流行するであろうウイルスの型を予想してインフルエンザワクチンを製造しています。
そのため、毎年インフルエンザワクチンを接種する必要があります。

しかし、去年と今年のインフルエンザ罹患者は流行時期を大幅に超え、通年みられるようになりました。
もし、インフルエンザに罹患したとしても以前のウイルスの型なのか今年のウイルスの型なのか見分けはつきません。

このことから、重症化を防ぐためにはインフルエンザワクチンの接種を推奨しています。

”注射”という、痛みを伴う処置であるのでワクチン接種に不安や疑問がある場合には、遠慮せずスタッフに相談してみてください。

*索引:新型インフルエンザ既感染者に対するワクチン接種について|厚生労働省

 

ワクチンの予約ってどうすればいいの?

アクアキッズクリニックでは、公式LINEからご予約となっております。

LINEから、アクアキッズクリニックの公式アカウントをお友だち登録すると予約することができます。

価格は、年齢に関係なく3,300円/回(税込)となります。

対象は18歳未満(高校生まで)のこどもたちと、そのご家族(父・母など)となります。

インフルエンザワクチン接種時期になりましたら、LINEの画面に専用の予約ボタンが出現しますのでそちらからご予約ください。

詳細は9月9日にホームページにて公開予定です!

ワクチンを打つのが心配。話を聞きたい場合は?

  • 卵アレルギーがあって心配
  • 熱性けいれんを起こしたことがある
  • 以前インフルエンザワクチンを打って発熱した
  • そもそも打ったほうがよいのかわからない

当院には、小児科専門医のほかに、小児科に精通した看護師も在籍しています。

ご心配がある方はお気軽にご相談くださいね。

 

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