小児科は『こどもの病気の入口』です
こんにちは、アクアキッズクリニックです。
最近急激に寒くなってきましたね。
体調を崩すお子さんも増えている印象があります。
子どもの体調
こどもって突然体調を崩しますよね。
また、自分の考えや思い、症状を直接うまく言葉で伝えられないので、いつから体調が悪いのか、どんな症状が起こっているのか把握できず保護者の方も不安に思うことが多々あると思います。
子どもが体調を崩した時、まず最初に行く場所は”小児科クリニック”ではないでしょうか?
熱や咳が出た時はもちろんのこと、皮膚が荒れている時、便秘の時、耳が痛い時、また不安な事があり話を聞いて欲しい時などは、全て”小児科クリニック”へいらしてください。
「小児科は子どもの病気の入口」です。
大人であれば、皮膚に異常があれば皮膚科、耳や鼻に異常があれば耳鼻科へ受診へ行くと思います。もちろん、子どもの場合も皮膚科や耳鼻科へ行くことは間違いではありません。
しかし、皮膚科が皮膚のプロフェッショナル、耳鼻科が耳や鼻のプロフェッショナルであるように、小児科は子どものプロフェッショナルなのです。
子どもの事で何かお悩みがありましたら、まずは小児科に来ていただき、お子さんに合った治療を一緒に考えていきましょう。
なぜ小児科なの?
実際に医療機関へ訪れるときのイメージをしてみてください。
自分の子どもが蕁麻疹や発疹、皮膚の乾燥が目立つとき皮膚科に行こうか、小児科にいこうか迷いますよね。
同じように、耳を痛がる・よく触る様子がみられたら中耳炎を心配して耳鼻科に、
目の充血や痒がっていたら結膜炎などを心配して眼科にいこうか迷いますよね。
これからは迷わなくて大丈夫です。子どもに起こる症状は全て小児科クリニックに受診してください。
小児科にいる医師は子どもの疾患に対する理解が深いとともに、子どもを観察する力にとても長けています。
子どもたちは自分がどこが痛いのか、どの場所に違和感を感じるのか自分の言葉でうまく伝えることができません。また、体の成長が発達段階であることや、小児特有の疾患により、使える薬の種類が限定的であったりします。
小児科医師だからこそ、子どもの発信するSOSを正確にキャッチし、適切な治療や診断をおこなうことができるのです。
当院では、子どもに関する幅広いお悩みや治療への相談が可能です。更に専門的な治療や外科的な手術が必要な際は近隣の専門医を紹介いたします。
大きな病院への受診には紹介状が必要となりますので、当院から提携病院へ紹介状をお書きします。
また、当院には急性期小児科看護師も在籍しており、救急対応も可能となっております。
医療における子ども憲章
最後に、皆さんは日本小児学会が提言している「医療における子ども憲章」というものがあることを知っていますか?
この憲章は、何歳でも病気や障害があったとしても関係なく、すべての子どもが平等にそして当たり前にもっている。そして、実現することを求めることができるのもについて知っていただく為に日本小児学会が作成したものです。
- 人として大切にされ、自分らしく生きる権利。
- 子どもにとって一番よいこと(子どもの最善の利益)を考えてもらう権利。
- 安心・安全な環境で生活する権利。
- 病院などで親や大切な人といっしょにいる権利。
- 必要なことを教えてもらい、自分の気持ち・希望・意見を伝える権利。
- 希望どおりにならなかったときに理由を説明してもらう権利。
- 差別されず、こころやからだを傷つけられない権利。
- 自分のことを勝手にだれかに言われない権利。
- 病気のときも遊んだり勉強したりする権利。
- 訓練を受けた専門的なスタッフから治療とケアを受ける権利。
- 今だけではなく将来も続けて医療やケアを受ける権利。
ここに提言されている権利はどれをとっても大切なことであり、守られるべきものです。
アクアキッズクリニックでは、
当院、アクアキッズクリニックでもミッション/ビジョン(クリニック内のルール)を定めています。
~互いに想い合う~
~ともによりよい明日の輪をつくる~
「互い」とは、
こどもたち、家族、またそこに関わってくる全ての人たちの事です。
「想い合う」とは、
医療を提供するだけではなく、関わる人たちにとって
~良き相談者になれるよう、
~良き理解者になれるよう、
~またそばに寄り添える人になれるよう、
~そしてよりよい明日へつなぐことができるよう、
日々努力していきたいという想いが込められています。
最初の方に書きましたが、『小児科は子どもの病気の入口』です。子どもの病気の入口と書きましたが、疾患だけではありません。家族の悩みや、育児の愚痴や不安、子どもに関わる全てのことは小児科に来て、相談してください。
「医療における子ども憲章」、またアクアキッズクリニックの理念をもったスタッフたちが対応させていただくので、遠慮なくいらしてください。
全ての子どもたち・保護者の方が笑顔になれるよう、ともに頑張っていきましょう。